「特撮の日」に観たい映画

2022/7/7

7月7日は七夕、そして…特撮の日！
今回は特撮の日に観たい松竹作品をご紹介いたします。

『宇宙大怪獣ギララ』
『宇宙大怪獣ギララ』は1967年に公開の松竹初本格特撮映画。
ロケットに付着していた胞子が変化して生まれた怪獣ギララ。退治しようにもエネルギーを吸収して巨大化していくギララを相手になすすべはなく…。
特撮のため大船撮影所に特殊ステージを建造、フィルム合成についても研究を重ねて制作された作品で、本作で生まれたギララはその後も『男はつらいよ　寅次郎真実一路』（1984年）にも登場するなど、根強いファンを持つ人気キャラクターとなりました。

『宇宙大怪獣ギララ』
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『夜叉ヶ池』
泉鏡花による原作を『乾いた花』『暗殺』などで知られる巨匠・篠田正浩監督が1979年に映画化。女形の坂東玉三郎さんが映画初主演にして一人二役を演じました。
日本の特撮技術の基礎を築いた特撮監督の矢島信男の指揮のもと、クライマックスの洪水シーンのために50トンもの水を使用し、壮大な光景が作り上げられました。
本作は昨年の第74回カンヌ国際映画祭クラシックス部門でも上映され、公開から40年以上が経った現在も海外からの評価が高い作品です。