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第77回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門にて「復讐するは我にあり」上映!

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第77回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門で、『復讐するは我にあり』デジタルリマスター版(英題:VENGEANCE IS MINE)が8月30日に上映されました。

今年は、新型コロナウィルスの影響により、ヴェネチア国際映画祭(9/2-9/12)の一週間前に開催されるボローニャ復元映画祭(8/25-8/31)が連携し、ヴェネチア国際映画祭クラシック部門の作品は、ボローニャ復元映画祭にて8月30日14:30(現地時間)にTEATRO AUDITORIUM MANZONIにて上映されました。上映前のティーチインでは本部門ディレクターのFederico Gironiさんより本作についてご紹介いただき、無事上映を終えました。

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『復讐するは我にあり』(英題:VENGEANCE IS MINE)
1979年公開
監督:今村昌平 原作:佐木隆三 脚本:馬場 当
出演:緒形拳/小川真由美/倍賞美津子/フランキー堺/ミヤコ蝶々/清川虹子/三國連太郎

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今村昌平監督は、二度のカンヌ国際映画祭の最高賞(パルム・ドール)を受賞し、国内にとどまらず海外でも有名な監督です。1951年松竹大船撮影所に入社。小津安二郎監督や渋谷実監督の助監督を務めた後、1954年に日活へ移り、監督デビューされました。その後独立し、今村プロダクションを設立。そして1979年、松竹では初となる今村昌平監督作品が『復讐するは我にあり』でした。

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本作の当時のプレス資料には
『にあんちゃん』(‘59)『豚と軍艦』(’61)『にっぽん昆虫記』(‘63)『赤い殺意』(’64)などエネルギッシュにリアリズムを追求した劇映画の大作に加え、『人間蒸発』(’67)『にっぽん戦後史』(’70)など、ドキュメンタリーでも斬新な手法で人間の心を極力裸にしてみせた今村昌平は、「犯罪の総てを描くことで、私は現代と、現代人の存在の根を捉えようと思っている」と意欲的にこの作品に取り組んできた。
と記されています。

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本作は、松竹が100周年記念として実施している企画「100年の100選」でポン・ジュノ監督が好きな1作としても挙げられており、絶賛のコメントも寄せていただいています。

 



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