松竹Cinema Classics

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木下恵介の全作品

公開日:
1980年9月20日
本編尺
131分カラー
こんな作品
アイコンの説明

みどころ

あらすじ&解説

ひとりの新聞記者が少年少女の非行をずっと取材し続けていく。しかし、さまざまな反社会的行動にのめり込んでいく若者たちの親は、彼らのことをどう思っているのか……?
斎藤茂男のルポを原作に、非行に走る若者たちの実態を追っていく問題作。両親のあふれんばかりの愛を受けて育ち、また戦争で多くの若い命が失われていったことを知る木下惠介監督は、戦後35年経って平和になったはずの日本でなぜこのようなことを起きるのかを冷徹に追求し、やがて彼らの親たち(その多くは、奇しくも木下監督が56年に『太陽とバラ』で糾弾した太陽族世代でもある)にその責任の矛先を厳しく向けていく。再現ドキュメント形式で、語り部の記者(加藤剛)はクライマックスまで姿を見せず、さらにはアニメーションまで駆使するなどの実験精神も豊富に、「父よ! 母よ!」と心の中で叫び続ける子供たちの声になぜ親は応えないのか? と怒りを露にする木下監督の想いが強く心に響く意欲作である。

キャスト

加藤剛 田村高廣 岩崎加根子 三原順子 夏江麻岐 石田純一

受賞歴
■1980年度キネマ旬報ベスト・テン第6位
■カルロビバリ映画祭ファシスト闘争賞
スタッフ
製作: 沢村国男
製作補: 斉藤森恒
監督・脚本: 木下惠介
原作: 斎藤茂男
撮影: 小杉正雄
照明: 佐久間丈彦
音楽: 木下忠司
録音: 島田満
美術: 重田重盛
編集: 杉原よ志
監督助手: 横堀幸司
漫画: ちばてつや
アニメ: シンエイ動画(株)