木下惠介とは | 木下恵介エピソード

木下三兄弟(左より芳子、忠司、恵介) 写真提供:木下惠介記念館

木下家の五男・正吉こそは後の映画監督・木下惠介だが、4つ下の弟(六男)忠司は作曲家となり、『わが恋せし乙女』(46)以降ほとんどの兄の映画の音楽を担当するようになる。また12歳年下の妹(次女)の芳子は後に木下映画の名キャメラマン楠田浩之と結婚し、その後脚本家として多くの名作を手がけている。この三兄弟が手を結んで作り上げた映画に『夕やけ雲』(56)がある。