アジア映画界の巨匠キン・フー監督のアクション映画が4Kデジタル修復で蘇る!
11月に行われた第17回東京フィルメックスで大注目を浴びた“香港映画界の黒澤明”こと巨匠キン・フー監督の『俠女 デジタル修復版』と『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿 デジタル修復版』が年明けよりとうとう劇場公開されることが決定致しました。
4Kで修復された映像だけではなく、字幕も一新し、新ポスタービジュアルと新予告編が解禁しております。
キン・フー監督は、香港映画でおなじみのワイヤーアクションをいち早く取り入れ、ブルース・リーやジャッキー・チェンを始めとした武侠アクション界に絶大な影響を与えました。『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』は、公開当時(1967)香港・台湾他、東南アジアの興行収入を塗り替えるほどの大ヒットを記録し、アジア全体で空前の剣劇映画ブームを巻き起こしました。
また、アカデミー賞®受賞作品『グリーン・デスティニー』の原点でもある『俠女』は、公開された際(1971)に中華圏映画として初めて第28回カンヌ国際映画祭で高等技術委員会グランプリを受賞、世界的に認められた傑作です。日本でも馴染みのあるサモ・ハン・キンポーがチョイ役で出演している場面も必見。ポスタービジュアルにも使用されている印象的な竹林での戦いのシーンは、他作品でそれを模したシーンが多々登場するほどになりました。
両作品ともに、剣士たちの華麗かつ迫力のあるアクションだけでなく、圧倒的な自然の風景、そして、勇ましくも美しいシー・チュンとシャンカン・リンホーからは、キン・フー監督が築きあげた女性アクションの礎を強く感じられます。
この度解禁された予告編をご覧いただき、今見ても色あせることのないアクションを本編に先駆けてご堪能ください!
公式HP http://www.shochiku.co.jp/kinghu/
上映劇場
1月28日(土)~渋谷・ユーロスペース
2月11日(土)~名古屋シネマスコーレ
3月18日(土)~大阪(九条)シネ・ヌーヴォ
■『俠女 デジタル修復版』 (配給:松竹メディア事業部)
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=19jZRCYxOjg
監督・脚本:キン・フー
プロデューサー:シャー・ユン・フォン 撮影:ファ・フィイン
音楽:ウー・タイコン 武術指導:ハン・インチェ
出演:シュー・フォン シー・チュン ティエン・ポン パイ・イン、ロイ・チャオ
(C)1971 Union Film Co., Ltd./ (C)2015 Taiwan Film institute All rights reserved (for A Touch of Zen)
■『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿 デジタル修復版』 (配給:松竹メディア事業部)
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=0Vb-1T8Z9Vo
監督・脚本:キン・フー
プロデューサー:シャー・ユン・フォン 撮影:ファ・フィイン
音楽:チョウ・ランピン 武術指導:ハン・インチェ
出演:シャンカン・リンホー シー・チュン パイ・イン ティエン・ポン
(C)1967 Union Film Co., Ltd./ (C)2014 Taiwan Film institute All rights reserved (for Dragon Inn)