第3作
男はつらいよ フーテンの寅
公開日:昭和45年1月15日 /
上映時間:90分
マドンナ | 新珠三千代 |
---|---|
ゲスト | 香山美子 、河原崎建三 |
人々 | 越後屋の女中/悠木千帆、駒子/春川ますみ、為吉/晴乃ピーチク(この夫婦の復縁を寅さんがとりもつ)、志津/新珠三千代、信夫/河原崎建三(姉弟。もみじ荘の女将と大学生の弟。志津には5歳になる娘、道子がいる。)、澄/野村昭子、徳爺/左卜全、千代/佐々木梨里(もみじ荘の従業員)、清太郎/花沢徳衛、染子/香山美子(父娘。四日市の元テキヤの親分とその娘)、吉井/高野真二(志津の再婚相手) |
ロケ地 | 四日市市コンビナート奈良井宿御在所ロープウェイ湯の山温泉錦江湾霧島神宮 |
スタッフ | 監督 : 森崎東 脚本 : 山田洋次 小林俊一 宮崎晃 原作 : 山田洋次 撮影 : 高羽哲夫 音楽 : 山本直純 美術 : 佐藤公信 |
志津
新珠三千代
三重県の湯の山温泉で、旅館「もみじ荘」を女手ひとつで切り盛りしている。五歳の娘がいる。悩みは大学生の弟信夫(河原崎健三)のこと。無一文で泊まった寅さんを番頭として雇い入れる、こころ優しき女将。
詳しく見るインテリというのは自分で考え過ぎますからね、
そのうち俺は何を考えていただろうって、
分かんなくなってくるわけなんです。
つまり、このテレビの裏っ方でいいますと、
配線がガチャガチャにこみ入ってるわけなんですよねぇ。
ええ、その点私なんか線が一本だけですから、
まぁ、いってみりゃ空ッポといいましょうか、
叩けばコーンと澄んだ音がします。
なぐってみましょうか?