第10作
男はつらいよ 寅次郎夢枕
公開日:昭和47年12月29日 /
上映時間:98分
マドンナ | 八千草薫 |
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ゲスト | 田中絹代 、米倉斉加年 |
人々 | 旧家の奥様/田中絹代(テキヤ仲間、伊賀為三郎の最期を看取った)、東京大学理学部助教授・岡倉金之助/米倉斉加年(御前様の甥)、志村千代/八千草薫(参道で美容院アイリスを開業。寅さんの幼なじみ。)、千代の別れた息子・さとし、東京大学教授・湯中/清水将夫(岡倉の恩師) |
ロケ地 | 亀戸天神社唐土神社奈良井宿日出塩駅明野東京大学清水橋 |
スタッフ | 監督 : 山田洋次 脚本 : 山田洋次 朝間義隆 原作 : 山田洋次 撮影 : 高羽哲夫 音楽 : 山本直純 美術 : 佐藤公信 |
志村千代
八千草薫
寅さんとさくらの幼なじみ。子供の頃、寅さんは二人は「デカらっきょに、チビらっきょ」とからかっていた。結婚に失敗し、柴又で美容院を開く。何かにつけ気にかけてくれる寅さんに、家庭的な幸福を夢見る。
詳しく見るいいかい恋なんてそんな生易しいもんじゃないんだぞ。
飯食う時だってウンコする時だって、
いつもその人のことで頭がいっぱいよ。
何かこう胸の中が柔らかーくなるような気持ちでさ、
ちょっとした音でも
例えば千里先で針がポトンと落ちても
アーッとなるような、そんな優しい気持ちになって
その人のためなら何でもしてやろう。
命だって惜しくない。
寅ちゃん、私のために死んでくれる? って言われたら
ありがとうと言ってすぐにでも死ねる。
それが恋というものじゃないだろうか?