「寅さん川柳」コンテストにたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。 応募総数は計1,224通となりました! 審査は、葛飾川柳連盟会長の田中八洲志様、柴又柳会会長の井上清様のご協力のもと、おこないました。選評は田中八洲志様からいただいたものです。この場を借りて御礼申し上げます。

ペンネーム通り、月の内、半分は、日本各地出張に出て仕事をしております。 営業マンとして各地を廻る、車窓の美しい山や川、ああ、いいなあと思いながらも、営業中の事とて、ゆっくりする事もできず、その美しい景色を、胸の中に畳み込むのである。いつか家族にこの景色を見せに来よう、との思いが込められている作品である。 この度は、「寅さん川柳」コンテスト、最優秀賞をいただき、有難うございます。 |
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ひとめぼれをするときは、まばたきするのも惜しいです。寅さんがそうであるように。 |
思えば寅さんと歩んでいたなぁ。一作一作にあの頃の自分がいる。就職した頃、結婚した頃、そして子供ができて、家族で「寅さん」に会いに行った頃…。ほんと、寅さんは私の、“良きパートナー”でした。ありがとう、寅さん。 |
筆不精であればあるほど恋しくなる故郷の家族。いつか一旗上げてとの思いが尚更に故郷の家族を恋しくさせる。 |
チョット一杯のつもりで入った居酒屋。カウンターの向こうには若いバイトさん。知り合うって事はこういう事なのかなぁ。「幸せにしてあげる」って言われてそのまま…今はそんな事知らない?なんて、女は怖いよ! |
宴会の席上などで、はっと目を引く女性がいた。派手ではないが、私の好きなタイプ。その仕草の一挙動、一挙動を瞬きも忘れて観察をして、あんな人が妻であったならばと思うのである。 |
戦後を歩んだ団塊の世代。就職をして、定年、苦労の連続、大きな財産こそないが、今は幸せ。ふと、故郷の青春を懐かしむのである。歳は幾つ取っても故郷の思い出は忘れえぬものである。 |
故郷を離れ、独立の厳しさに追われて、とかく筆不精になるが、事業を拡げ成功した姿を故郷に見せたいのである。そんな時、故郷は遠くに在りて思うもの、室生犀星の詩が浮かんでいるのではないだろうか。 |
旅先でふと見初めた人が妻という幸せな旅。時がたつにつれて、一目惚れの変化が欲しかった作品でもある。 |
寅さんに、一目ぼれ。 |
40年—その間、辛いことなどいろいろあったけど、そんな時、寅さんにはずいぶん励まされてきたような気がする。寅さんは、今も私の心の中に生きています。ありがとう、寅さん。 |
中学卒業と同時に進学、就職と長く、ふる里を離れていたので、その頃のことを思い出しながら、寅さんになったつもりで若かりし日のホームシックな一句を捻ってみました。 |
『男はつらいよ』は、私が高校一年の時に初めて一人で上野松竹迄出掛けて観た映画です。いつでも会えるからなんて思っていたら…本当に急に居なくなっちゃうし。寂しくって、悲しくって、あの時会っておけば良かったな〜と、今でも悔やんでいます。寅さんに関わる記念に私の名前が載るなんてなんと嬉しい事か…。やっと、寅さんに会えた様な気持ちです。 |
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