明石夕子 第6作 若尾文子
プロフィール
1950年代から大映のトップ女優として活躍。溝口健二監督の『祇園囃子』(53年)、増村保造監督の『妻は告白する』(61年)、川島雄三監督の『しとやかな獣』(62年)などに出演、日本映画黄金時代を代表する女優の一人。
1950年代から大映のトップ女優として活躍。溝口健二監督の『祇園囃子』(53年)、増村保造監督の『妻は告白する』(61年)、川島雄三監督の『しとやかな獣』(62年)などに出演、日本映画黄金時代を代表する女優の一人。
でも、寅さんはいいわ。
こんな暖かい家があるし、
いい妹さんが
いらっしゃるんですもの、
幸せよ
つねの遠縁にあたる美人。売れない小説家である夫・明石恭介(垂水吾郎)と別居して、とらやの二階に間借りしている。そこへ帰って来た寅が、一目惚れ。恋の病に伏せっている寅さんの耳元で、夕子がささやいたのがこの台詞。