フジロックフェスティバル2019レポート!

今年もフジロックフェスティバルが7/26から29まで、盛大に開催されました。「男はつらいよ」ファンの中にも参加された方々が多くおられるのではないでしょうか。
日本を代表する喜劇映画シリーズ「男はつらいよ」と、日本におけるロック・フェスティバルの先駆けにして代表格のフジロックフェスティバル。一見無関係そうな両者ですが、実は深いつながりがあります。
往年のフジロッカーにとっては「男はつらいよ」の夜間野外上映はすっかり御馴染み、恒例のものとなっています。実は、フジロックところ天国内の富士映劇で「男はつらいよ」が上映されるのは今年でちょうど10周年!
そしてご存知のとおり、「男はつらいよ」にとって今年は、第1作が公開されて50周年、年末には第50作目となる新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」の公開を控えています。
そんなメモリアルイヤーの「男はつらいよ」×フジロックをさらに盛り上げるべく、今年のフジロックには史上初となる寅さんブースが出展されました。

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グリーンステージからホワイトステージへと向かい歩を進め森を抜けるとインパクト大の寅さんバナーがお出迎えです。グリーンからホワイトへ、ホワイトからグリーンへと急ぐ人たちも思わず、「あ、寅さん!」と立ち止まって写真をパシャリ、さまざまな告知POPに「えっ、新作が公開!?」、「寅チッチ!可愛い〜」、あるいはブースで販売していた腹巻きタオルや手ぬぐいを手に取り…とにかく人が絶えず、終始賑やかなブースとなりました。
それもこれも、メインステージを結ぶ目抜き通りの一等地の好立地。苗場における寅さん10周年の記念すべき年に、最高の場所を提供してくれた主催者スマッシュ様には大感謝です!

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さて、今回の寅さんブース、題して「男はつらいよ ところ天国篇」での展開をご紹介しましょう。
まずは、フォトスポットとなったブース脇の特大バナー前では、思い思いの吹き出しパネルを手に記念撮影。大きな寅チッチパネルもフォトジェニックで、寅さん公式SNSフォローで無料配布していた特製寅チッチボディシールを貼ってお揃いで写真を撮っていかれる方々がたくさんいました。


@torasan_50th

待望の「男はつらいよ」公式インスタグラム(torasan_50th)は今回のフジロックに合わせて開設されたもので、フジロックを機にたくさんのフォロワーを得、これからも50周年プロジェクトのさまざまな取り組みを紹介していきますので、皆さま是非チェックしてください!
そして年末公開の新作についても、ティザーポスタービジュアルのパネルとティザー予告映像でばっちりPR。「もちろん知ってる、年末が楽しみ!」「新作って…どうやって作るの!?」などなど、こちらも多くの方々の興味を惹きつけていました。
その他、50周年を記念した各種取り組みもPRしました。4Kデジタル修復の原版から制作されるブルーレイ。全巻+満載の特典を収納する“寅んく”のサンプル展示も注目を集めていましたし、ビームス・ジャパンさんとのコラボ商品のサンプルを手に取り興味深々のお客様も多くいらっしゃいました。

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「男はつらいよ」50周年および新作のPRを目的に出展したブースですが、特製グッズの販売も行いました。
①「男はつらいよ」特製腹巻きタオル
タニタさん制作のマフラータオルは、寅さんの腹巻きをモチーフにしたデザインがとにかく可愛いと大好評で、真っ先に完売してしまいました。
②「男はつらいよ」特製50周年手ぬぐい
フェスグッズの定番のタオルとは一線を画す手ぬぐいは、今回のフジロックブース限定販売のデザインで、フジロックの思い出あるいは寅ファンの親御さんや知人へのお土産として人気で、こちらも完売御礼。
③「男はつらいよ」特製50周年Tシャツ(全6色)
「男はつらいよ」の英語タイトルを表面にあしらった50周年記念Tシャツは、鮮やかで豊富なカラーバリエーションで、お求めのお客様もどの色にしようかずいぶん悩まれていました。デザインも可愛いらしく、おしゃれなフジロッカーの皆様にも好評でした。
3つの商材を展開した物販も大盛況で、完売後ブースを訪れて残念がるお客様も多数(誠に申し訳ありません…)。腹巻きタオルやTシャツはいずれまた購入できるチャンスがあるかもしれません。手ぬぐいもデザインを変えたものは今後制作される予定です。

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そして、記念すべき10周年目の映画上映は、フェスティバルの中日7/28(土)の夜、今年はシリーズ第45作「男はつらいよ 寅次郎の青春」、それも10周年ということで山田洋次監督からフジロッカーへ向けたメッセージ動画付きという特別限定仕様での上映が予定されていました。

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しかし、あいにくの集中豪雨により危険と判断し止むなく中止とならざるを得なくなってしまいました。この日の上映を楽しみにしてくださった方々を思うと大変残念ではありましたが、こればかりは仕方がありません。。
撮り下ろしの山田洋次監督のコメントはこの度、松竹公式Youtubeならびにニュースページにてアップいたしました!

ということで、10年目にして初の上映中止となってしまった「男はつらいよ」でしたが(野外はつらいよ…)、充実のブース展開で本当にたくさんのフジロッカーの方々に足を運んでいただきました。訪れたお客様とお話しすると、「実は父が大ファンで、自分もBSで試しに見たらハマってしまった」ですとか、「友人に寅さん大好きな人がいて、お土産としてプレゼントします。新作を一緒に見にいきます」ですとか、皆さま本当にあたたかい寅さんへの思いを語ってくださり、改めて、本当に寅さんは皆さまに愛されているのだなとしみじみ実感させられました。

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寅さんもフジロックも、老若男女、日本人も外国人も、あらゆる人をとても素敵な笑顔にさせてしまう魅力に満ち溢れています。
フジロックへのブース初出展は、映画と音楽の最高の結びつきに触れた三日間でした!
以上、「男はつらいよ ところ天国篇」レポートでした。今後とも、「男はつらいよ」をよろしくお頼み申し上げます。

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