第1作
男はつらいよ
公開日:昭和44年8月27日 /
上映時間:91分
マドンナ | 光本幸子 |
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ゲスト | 志村喬 |
人々 | 御前様・日奏/笠智衆、坪内冬子/光本幸子、題経寺の寺男・源吉/佐藤蛾次郎、寅さんの舎弟・登/津坂匡章、博の父・諏訪飇一郎/志村喬 |
ロケ地 | とげぬき地蔵大井オートレース場天橋立奈良ホテル奈良公園東大寺水元公園の池法隆寺蒲田西口本通り |
スタッフ | 監督 : 山田洋次 脚本 : 山田洋次 森崎東 原作 : 山田洋次 撮影 : 高羽哲夫 音楽 : 山本直純 美術 : 梅田千代夫 |
坪内冬子
光本幸子
御前様のお嬢さんで、寅さんとは幼なじみ。奈良で病気療養中だった彼女を、御前様が迎えにきたところ、寅さんとバッタリ再会。第7作、第46作で柴又に里帰りする。
詳しく見る桜が咲いております。
懐かしい葛飾の桜が今年も咲いております・・・・
思い起こせば二十年前、つまらねぇことで親父と大喧嘩、
頭を血の出るほどブン殴られて、
そのまんまプイッと家をおん出て、
もう一生帰らねぇ覚悟でおりましたものの、
花の咲く頃になると、
きまって思い出すのは故郷のこと、・・・・
風の便りに両親も、秀才の兄貴も死んじまって、
今はたった一人の妹だけが生きていることは知っておりましたが、
どうしても帰る気になれず、今日の今日まで、
こうしてご無沙汰に打ち過ぎてしまいましたが、
今、こうして江戸川の土手の上に立って、
生まれ故郷を眺めておりますと、
何やら、この胸の奥がポッポッと火照って来るような気がいたします。