『男はつらいよ』とは?
×
1960年代から70年代にかけてテレビドラマのヒロインとして活躍。映画デビューは1950年代。東宝の「駅前」シリーズや、TBSの日曜劇場「女と味噌汁」で人気を博す。加藤泰監督の『沓掛時次郎 遊侠一匹』(66年)で、渥美清と同一場面はないが共演をしている。
ああ、いいなァ、旅って、私も今すぐにでも行っちゃいたいわ、こんなお店も何もかもみんな捨てちゃって、ね、寅さん
題経寺のほど近くに開店した喫茶店「ローク」の経営者。小学三年生の一人息子・学を育てながら店を切り盛りしている。寅さんは内気な学の遊び相手になり、貴子の抱えている問題を解決したいと願うが・・・
「ハハキトク」の報を受け、備中高梁へと向かった博とさくらは、葬儀にやってきた旅先の寅さんとバッタリ再会。博と父・飃一郎の関係はギクシャクしているが、寅さんは飃一郎と意気投合して高梁に残る。そこで「本当の人の暮らし」についての説教を受け、反省の気持ちと共に柴又へ。同じ頃、門前では、六波羅貴子(池内淳子)が喫茶店「ローク」を開店。女手一つで、小学生の息子を育てる貴子に、寅さんの想いは募るばかり・・...
続きを読む