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【書籍】「芥川也寸志とその時代――戦後日本映画産業と音楽家たち」ご紹介

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【芥川也寸志生誕100周年記念】

野村芳太郎監督の盟友の1人である作曲家芥川也寸志。
監督の手掛けた様々なジャンルの映画に対して、作品にもっともふさわしいアプローチを試み、作品世界の形成に大きく貢献しました。

芥川生誕100年を迎えた2025年3月。
その旋律や特徴的な楽器の使用など、日本を代表する音楽家の足跡を多角的な観点から論じた記念すべき1冊が、刊行されました。

 

「芥川也寸志とその時代――戦後日本映画産業と音楽家たち」

――日本映画の傑作を彩った名旋律の数々――

藤原 征生著 国書刊行会刊

『ゼロの焦点』『五瓣の椿』『影の車』『八つ墓村』……日本の芸術文化の第一線で活躍し、数多の映画音楽も手がけた稀代の音楽家、芥川也寸志。

1957年の『伴淳・森繁の糞尿譚』を皮切りに、野村芳太郎監督と17作品でタッグを組んだ芥川が、團伊玖磨・黛敏郎と結成した「3人の会」での活動をはじめ、日本映画産業に残したその偉大なる足跡を辿る。
巻末には芥川也寸志のフィルモグラフィと主要ラジオ・テレビ作品一覧、略年譜、索引を付す。
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336077332/