第7作 1994年7月16日
釣りバカ日誌 スペシャル

一之助の親友・山内(西村晃)の息子・健吾(加勢大周)が佐々木課長の娘・志野(富田靖子)にひと目惚れ。しかし、志野の幼なじみの武(大森嘉之)も彼女を想い続けていた。さらに、伝助の出張中、仕事に疲れた一之助が浜崎家に一泊。一之助とみち子さんの不倫疑惑が持ち上がり、自棄になった伝助が大暴れするが・・・
初の夏休み1本立てロードショーのスペシャル篇。松竹喜劇映画のベテラン、森﨑東監督がメガホンをとり、これまでのシリーズとは、カラーの異なる森﨑監督ならではの重喜劇となっている。前半では、谷啓扮する佐々木課長の日常が描かれている。愛娘・志野(富田靖子)の縁談をめぐる騒動は、娘を持つ父親の心理を細やかに描く。ベテラン清川虹子、田中邦衛らと西田敏行のパワフルな共演も見もの。