第13作
2000年2月5日
釣りバカ日誌 イレブン
営業三課の志乃(桜井幸子)は夜店で買ったペットのウサギの処遇に困り、伝助に相談する。そこで、伝助の釣りの弟子・宇佐美(村田雄浩)がウサギを引き取ることになる。しかし悪気のない宇佐美が起こしたことが、騒動となり、傷心の宇佐美は沖縄へ転勤する。やがて、一之助の沖縄出張に便乗した伝助は、宇佐美のサバニ(船)で釣り三昧と洒落込むが、悪天候で遭難。二人は無人島に漂着! 極限状況のなかで伝助が見たものは?
デビュー作『てなもんや商社』(98年)で藤本真澄賞を受賞した本木克英監督が抜擢され、タイトルもイレブンと読ませる。マドンナに桜井幸子。沖縄を舞台にトロピカルなムードの「釣りバカ日誌」が展開される。志乃が飼っていたウサギを預かった宇佐美がとった行動が、思わぬ波紋を呼んでしまう。また、沖縄の海でハマちゃんと子供のようにじゃれる宇佐美の稚気を村田雄浩が好演。一方、沖縄でスーさんが出会ったタクシー運転手(余貴美子)から学ぶ経営哲学など、スーさんの経営者としての苦悩も描かれている。
- ゲスト
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- 村田雄浩
- 桜井幸子
- 余貴美子
- ロケ地
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- 沖縄県 本島、久米島
- スタッフ
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- 監督:本木克英
- 脚本:山田洋次、朝間義隆
- 原作:作/やまさき十三 画/北見けんいち
- 撮影:長沼六男
- 音楽:周防義和
- 美術:横山 豊