陸軍
出征する息子を見送る母の哀しみを爆発させた、映画史上に残る壮大なクライマックス!
見どころ
木下惠介監督が“軍国の母”の真の想いを吐露した問題作!
田中絹代の名演が見る者の胸を締め付けて離さない!
あらすじ&解説
幕末から明治の時代にかけて、日本陸軍の興隆に関わり続けた一族の姿があった。祖父は三国干渉に憤りながら逝き、病弱で日露戦争の前線に出られなかった父は、その後の商売にも難渋する。やがて時は大正から昭和へと移り、日本は再び戦争の時代を迎えて、息子の出征も決まるのだが……。
- 公開日
- 1944年12月07日
- 本編尺
- 87分
- 受賞歴
- キャスト
- 笠智衆 田中絹代 東野英治郎 上原謙 三津田健 杉村春子
- スタッフ
- 演出: 木下惠介
原作: 火野葦平
脚色: 池田忠雄
撮影: 武富善男