第21作 2008年10月25日
釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様

釣りと家族をこよなく愛する伝助。自分は健康だと自信を持っていたが、健康診断で赤信号が灯り、胃カメラを飲む事になった。しかし、注射も嫌いな伝助は、頑として検査に応じない。担当者であるミス総務部の派遣社員・河井波子(常盤貴子)は困り果てる。そんな伝助を説得すると約束したのは、波子に心を寄せている営業三課の高田大輔(山本太郎)だった。果たして伝助の検査の結果やいかに? また、今回、鈴木建設では、波子の故郷でもある大分県へと社員旅行に行く事となり、営業三課の面々は、幹事の波子の引率で九州へと向かう。
いつもはオフィスで仕事の鈴木建設社員が、羽目をはずした社員旅行で、われらがハマちゃんは一体、どんな活躍をするのか? 一方、会長となったスーさんの悩みは、相変わらずの後継者問題。シリーズ初、鈴木建設社員旅行を描いた爆笑篇。派遣社員の波子、そして製薬会社の御曹司の大輔、境遇の違う二人の恋に、現代の格差社会の縮図も垣間見える。ヒロインの兄で地元の漁師・康平役には、大分県佐伯市出身の竹内力。ベテラン高田敏江が、娘の幸せを願う波子の母親を演じている。