川崎の工業地帯を舞台に、困窮した海苔業者の家庭に育った二人の姉妹が、対照的な結婚観を抱き苦悩する姿を描く。家計を助けるために姉妹は漁網会社に勤めるが、二人は同僚の青年(三上)に好意を抱く。姉(牧)も彼が好きだと知った妹(倍賞)は身を引くが、姉は裕福な別の男性に走って・・・。松山善三の脚本をもとに、公害問題や貧困による疎外というテーマにも踏み込んだ佳作。
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