坂口安吾の同名短編小説を映画化。平安時代、山里に住む山賊(若山)と、美しい都の女(岩下)が辿る怪奇物語を独特の美学で描く。魔性の女の言うがままに人斬りを重ね、首を集める山賊の狂気溢れる姿を、狂おしいほどに咲く満開の桜の中に描き、その化身のような女の冷酷なまでの美しさが対比される。ヤマザクラの名所である奈良の吉野山と大阪の四天王寺などで撮影した。
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