財務省官僚の父(山村)は、自らの出世の遅れによる屈辱感から息子たちに過度な出世主義を押し付けていた。長男が山で遭難死し、次男の進吾(田村)も父の圧力を逃れるように挑んだ登山で片足を失う。三男の栄介(早川)は、長男が遺した日記から人間性の回復を求めて山へ向かったことを知る。栄介は、歪んだ家庭を救うため、両親の猛反対を押し切り、次男から託されたザイルを手に自らも山へと旅立つ・・・。
©1962松竹株式会社