太平洋戦争直前、昭和初期の日本を舞台に、ロシア人スパイ、リヒャルト・ゾルゲの姿を通して、激動する時代を描いた歴史サスペンス大作。10年間あたためてきた企画を映画化し、監督引退作となった。ゾルゲの知られざる平和への思いと、彼と共にスパイ活動に殉ずることになる新聞記者・尾崎秀実(本木)の信念を描き、昭和の戦争を異なる角度から見つめた渾身作。