石原慎太郎の原作をもとに、萩原健一を主演に迎え描く傑作。大学病院に勤務し鬱屈した日々を送っていた治夫(萩原)は、再会した同級生・英子(二宮)と関係を持ち彼女の恋人を毒殺させるよう仕向ける。一方、治夫の母・多津子(杉村)は関係が希薄になった息子との生活を願っていたが・・・。人物の内面を描くキャメラが秀逸。萩原健一は本作で73年度製作者協会新人賞を受賞。
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