自らの独立プロ「表現社」の第1回作品。昭和12年、能登の海を背景に、薄幸の中で必死に生きるまつの(岩下)は、小杉(山﨑)の勧めで仲居として山代温泉で働くようになる。二人は惹かれあうが、彼は軍隊に追われていた・・・。能登を舞台とした水上勉の同名小説を映画化したメロドラマ。二人の運命を象徴するかのように、真っ赤なあかね雲がパートカラーで描かれる。
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