震える舌

WRITHING TONGUE

破傷風に侵された娘と両親の闘病を描いた作品

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解説

自身の娘が実際に破傷風に感染した体験を元にした三木卓の同名小説を映画化。松本清張と野村芳太郎が設立した「霧プロ」の第一回提携作品。松本清張の長編小説を映画化した。出演者の演技は高く評価され、演技賞を数々受賞した。

あらすじ

東京郊外に住む三人家族のひとり娘昌子(若命真裕子)はある日、泥遊びをしながら、蝶を追っていた。珍しい蝶を取り逃がした昌子は不思議な夢を見る。その話を聞いて父の昭(渡瀬恒彦)は、嫌な予感がした。数日後、妻の邦江(十朱幸代)は娘の異常に気づいた。昌子は、食事中に食べ物をこぼし、歩き方もおかしくなっている。昌子は、突然、絶叫しながら倒れこみ、歯に舌がはさまり、顎はけいれんし、発作が続く。運び込まれた昌子を診察した医師たちが驚きの声を上げる…。

公開日
1980年11月22日
本編尺
114分
受賞歴
第4回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(渡瀬恒彦) 
第4回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(中野良子)
第23回ブルーリボン賞 主演女優賞(十朱幸代) 
第54回キネマ旬報ベストテン 主演男優賞(渡瀬恒彦)
第4回日本アカデミー賞 優秀監督賞(野村芳太郎) 
第4回日本アカデミー賞 優秀音楽賞(芥川也寸志) 
第4回日本アカデミー賞 優秀撮影賞(川又昂)
第4回日本アカデミー賞 優秀照明賞(小林松太郎) 
第4回日本アカデミー賞 優秀美術賞(森田郷平) 
第4回日本アカデミー賞 優秀録音賞(山本忠彦)
キャスト
渡瀬恒彦 十朱幸代 若命真裕子 中野良子 宇野重吉 日色ともゑ 中原早苗 北林谷栄
スタッフ
製作:野村芳太郎 織田明
原作:三木卓
脚本:井手雅人
撮影:川又昂
照明:小林松太郎
音楽:芥川也寸志
美術:森田郷平
録音:山本忠彦
編集:太田和夫