伊豆の踊子

昭和8(1933)年に公開された五所平之助監督作品に続く、川端康成の代表作である同名小説の再映画化

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解説

戦前の田中絹代主演作、17歳の美空ひばりが主演した本作は、共に大ヒット。その後も、4回映画化。ドラマ化舞台化も多く、ある時期までは、「伊豆の踊り子」は、人気若手人気女優の登竜門的な作品であった。

あらすじ

昭和初期。第一高等学校の学生水原(石濱朗)は、沼津経由で、秋の修善寺を訪れる。温泉場で旅芸人である栄吉(片山明彦)と親しくなった水原は、一座の踊り子薫(美空ひばり)の純粋な美しさに心奪われる。お互いの次の目的地が下田であることがわかり、共に、伊豆を旅することになる。共に歩く内に、次第に水原と薫は、心が通い、お互いに想いを寄せ合う様になるが、旅の終わりは近づいてくる…。

公開日
1954年03月31日
本編尺
98分
受賞歴
キャスト
美空ひばり 石濱朗 片山明彦 由美あづさ 雪代敬子 三島耕 日守新一 南美江
スタッフ
製作:山本武、山内静夫
原作:川端康成
脚本:伏見晃
撮影:西川亨
照明:小泉喜代治
音楽:木下忠司
美術:梅田千代夫
録音:熊谷宏
編集:浜村義康