小説「青春に坐す」を原作に、三世代それぞれの男女に起こる恋や愛を、テンポよく描いた作品
array(4) { [0]=> string(3) "206" [1]=> string(3) "209" [2]=> string(3) "207" [3]=> string(3) "208" }前作に続いて、美空ひばりを主演に迎えた明るいホームドラマ。高校生のさわやかな恋、大人の少々訳ありの恋、中年夫婦に巻き起こる不倫騒動をコミカルに描いた。華やかな出演者と共に、美空ひばりの歌や踊りも織り込まれ、ひばりファンも大いに楽しめる佳作となった。
高校2年生の新庄翠(美空ひばり)は、船員の父啓作(笠智衆)と母文子(三宅邦子)、弟誠(水原常春)と、離婚した叔母の節子(桂木洋子)の5人で暮らしている。翠は同じ高校の戸川雄一(北龍二)とテニスでコンビを組んでおり、お互いに淡い思いを寄せ合っていた。ある日、テニスの試合の後、神戸に立ち寄った翠は、父の不倫を知る。雄一は翠を気遣うが、あらぬ誤解により、警察に保護されてしまう…。