当時大人気を博していた大佛次郎の小説「鞍馬天狗」シリーズから「青面夜叉」を映画化。
array(4) { [0]=> string(3) "520" [1]=> string(3) "523" [2]=> string(3) "521" [3]=> string(3) "522" }小説にとどまらず、分野で取り上げられていたヒーロー「鞍馬天狗」を新国劇の島田正吾、辰巳柳太郎を中心に、月丘夢路、嵯峨美智子、柳永二郎、三井弘次などが出演して製作。当時公開されていた映画『白熱』(49)を参考に、テンポよく展開。
幕末の京都。東白河三位卿に招かれた帰途、鞍馬天狗(島田正吾)は、新撰組に襲われる。桂小五郎(永田光男)から中川宮暗殺未遂事件を聞いた天狗は、卿が関連しているのではないかと疑い、再び、三位卿邸に乗り込むが、娘彌生(嵯峨三智子)の放った短銃に撃たれる。その後、全ては兵庫奉行の作事方小山田内記(辰巳柳太郎)の画策だと知った天狗は、内記の後を追う…。