大学は出たけれど

松竹が「三羽烏」として売り出していた高橋貞二、三橋達也、川喜多雄二による青春物

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解説

松竹蒲田撮影所時代の1929(昭和4)年の小津安二郎監督によって公開された同名作品との関係性はない作品。終戦から10年が過ぎ、変わりゆく世相や人々の意識、風俗を背景に、三人組を中心に、青年たちの夢と希望や挫折を描いた青春喜劇。

あらすじ

城北大学ボート部の三人組は卒業間近。高田昭平(高橋貞二)は、建設会社への就職が決まるが、父のコネであることから同僚のまなざしは冷たい。小島三太郎(川喜多雄二)は、卒業試験でのカンニングがばれてしまい、留年。村瀬大吉(三橋達也)は、職が見つからず、下宿の立ち退きを迫られる始末。それぞれの場所で、なんとか現状を打開しようと三人は仕事に恋に奮闘していく。

公開日
1955年01月15日
本編尺
97分
受賞歴
キャスト
高橋貞二 川喜多雄二 三橋達也 日守新一 斎藤達雄 吉川満子 草笛光子
スタッフ
製作:小倉武志
脚本:椎名利夫
撮影:厚田雄春
照明:高下逸男
音楽:木下忠司
美術:梅田千代夫
録音:妹尾芳三郎
編集:浜村義康