野村芳太郎監督が手掛けるコント55号映画の中で唯一の原作物
array(4) { [0]=> string(3) "484" [1]=> string(3) "487" [2]=> string(3) "485" [3]=> string(3) "486" }山本周五郎の小説「ひとごろし」を原作に映画化。臆病な武士が「上意討ち」の討手として、武芸の達人に立ち向かう。コメディタッチで、「コント55号」の映画らしく、にぎやかなゲストも登場する正月映画として公開された。
双子六兵衛(萩本欽一)は、福井藩では、名の知れた臆病者。殿見回り中に、殿様を化け物と間違えたり、子犬に追いまわされる始末。誰からも軽く見られ、妹かね(岡崎友紀)には自分の縁談にも影響していると、常に叱られている。ある日、殿様(嵐寛寿郎)ご寵愛の小姓(ピーター)を、仁藤昂軒(坂上二郎)が斬り、逃亡する。仁藤は、藩きっての豪傑で武芸の達人だった。殿は怒り心頭、討手を出すことに。その「上意討ち」に、臆病でろくに剣術もできない六兵衛が志願する。仁藤を討ち果たすことができるのだろうか。