旅がらす伊太郎

旅がらす伊太郎が、かつての恋人の為、宿場のやくざに立ち向かう股旅物

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解説

映画『マリウス』(31) 『シェーン』(53)を参考に、野村芳太郎がオリジナル作品として、脚本を執筆した。撮影した重要なシーンがアクシデントで写っていなかったなどの、トラブルに見舞われた。クライマックスシーンの大立ち回りが見もの。

あらすじ

旅がらす伊太郎 (高橋貞二)は、8年ぶりに故郷に戻り、網元の三の輪秀五郎(北上弥太朗)の家に草鞋を脱ぐ。女房おとき (草笛光子)と伊太郎は、かつて恋人同士だった仲である。今は、秀五郎と所帯を持ち、息子の太郎吉(服部博光)を育てていた。隣の宿場の顔役久瀬の熊吉(石黒達也)は、勢力を伸ばしてきており、秀五郎は、数々の嫌がらせを受けていた。自分が故郷を去った後のいきさつを聞いた伊太郎は、太郎吉が自分の子供ではないかとひそかに考える…。

公開日
1956年03月04日
本編尺
90分
受賞歴
キャスト
高橋貞二 草笛光子 北上弥太郎 高野眞二 紫千代 三井弘次
スタッフ
製作:岸本吟一
脚本:野村芳太郎
撮影:井上晴二
照明:村田政雄 一瀬与一郎
音楽:木下忠司
美術:桑野春英
録音:川北武夫
編集:宮田味津三