次男坊故郷へ行く

結婚した妻のお披露目の為に、故郷に帰った主人公が数々の騒動に巻き込まれていくコメディ

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解説

会津民謡「会津磐梯山」で謡われる「小原庄助」のエピソードを喜劇俳優である伴淳三郎が演じ、太宰治の小説「津軽」をイメージを取り入れているなど、特に東北地方で評判が良く、ローカル調喜劇として成功を収めた。いろいろな実験的手法を使い、スピード感あふれる演出も好評を得た作品。

あらすじ

浅虫次郎太 (高橋貞二)は、妻君子(桂木洋子)を連れ、久しぶりに故郷に戻る。父の平太夫(伴淳三郎)や家業の酒屋を継いだ兄幾太(三井弘次)に紹介するためである。ところが、父は、兄と別居し、かつて小料理屋で働いていた八重(幾野道子)と暮していた。逗留した兄の家は忙しく、慌ただしい雰囲気に気圧されて、久しぶりに会いに来たばあや(浦辺粂子)もすぐに帰ってしまう。君子は、夫婦で温泉に出かけようと計画するが、次郎太の同窓会と日程が重なったことで、中止になってしまい、落胆する…。

公開日
1956年05月11日
本編尺
87分
受賞歴
キャスト
高橋貞二 桂木洋子 伴淳三郎 三井弘次 関千恵子 桜むつ子
スタッフ
製作:保住一之助
脚本:野村芳太郎 光畑碩郎
撮影:井上晴二
照明:磯野春雄
音楽:木下忠司
美術:逆井清一郎
録音:熊谷宏
編集:齊藤正夫