結婚した妻のお披露目の為に、故郷に帰った主人公が数々の騒動に巻き込まれていくコメディ
array(4) { [0]=> string(3) "247" [1]=> string(3) "250" [2]=> string(3) "248" [3]=> string(3) "249" }会津民謡「会津磐梯山」で謡われる「小原庄助」のエピソードを喜劇俳優である伴淳三郎が演じ、太宰治の小説「津軽」をイメージを取り入れているなど、特に東北地方で評判が良く、ローカル調喜劇として成功を収めた。いろいろな実験的手法を使い、スピード感あふれる演出も好評を得た作品。
浅虫次郎太 (高橋貞二)は、妻君子(桂木洋子)を連れ、久しぶりに故郷に戻る。父の平太夫(伴淳三郎)や家業の酒屋を継いだ兄幾太(三井弘次)に紹介するためである。ところが、父は、兄と別居し、かつて小料理屋で働いていた八重(幾野道子)と暮していた。逗留した兄の家は忙しく、慌ただしい雰囲気に気圧されて、久しぶりに会いに来たばあや(浦辺粂子)もすぐに帰ってしまう。君子は、夫婦で温泉に出かけようと計画するが、次郎太の同窓会と日程が重なったことで、中止になってしまい、落胆する…。