ゼロの焦点

ZERO FOCUS

北陸の金沢と能登を舞台に、新婚一週間で失踪した夫を探す妻を描いたサスペンス

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解説

松本清張の長編推理小説を橋本忍と山田洋次が脚色した。悪天候に悩まされ、ロケ撮影は、雪と風との戦いになるほどであった。能登金剛の絶壁で撮影されたクライマックスは、以降に作られたドラマなどに大きな影響を与えている。

あらすじ

広告会社に勤める鵜原憲一(南原宏治)は、新婚7日目に金沢へ、仕事の引継ぎの為に出張し、そのまま消息不明となった。妻の禎子(久我美子)は金沢へ出掛け、夫を探そうとするが、手がかりはつかめなかった。禎子は、やがて憲一は、広告社に勤める前に、巡査の風紀係だったことを知る。憲一の兄宗太郎(加藤嘉)が金沢に来た為、禎子は東京に戻った後、宗太郎は毒殺されてしまう。そして意外な事実が明るみになってくる。

公開日
1961年03月19日
本編尺
95分
受賞歴
第12回ブルーリボン賞助演女優賞(高千穂ひづる)
キャスト
久我美子 高千穂ひづる 有馬稲子 南原宏治 西村晃 沢村貞子 加藤嘉
スタッフ
製作:保住一之助
原作:松本清張
脚本:橋本忍 山田洋次
撮影:川又昂
照明:佐藤勇
音楽:芥川也寸志
美術:宇野耕司
録音:栗田周十郎
編集:浜村義康