佐田啓二が、俳優としては参加せずに、初めて企画を立てた犯罪物
array(4) { [0]=> string(3) "323" [1]=> string(3) "324" [2]=> string(3) "325" [3]=> string(3) "326" }麻薬取締官が何者かによって射殺された事件をきっかけに物語が進む。現場の状況から見て、左利きであろう狙撃者は誰なのか。ドキュメンタリーの様な雰囲気も漂う推理劇調のサスペンス映画。監督本人も特に思い入れのある作品。
麻薬取締官佐伯(浜村純)が、東亜ビルの前で駐車中射殺された。犯人は、射った角度から利きと判断された。麻薬課の林取締官(三井弘次)の協力を得て、澄川刑事(西村晃)は、妹ゆき子(榊ひろみ)の恋人秋根刑事(石崎二郎)と捜査にあたる。クスリの運び屋君子(楠郁子)が現行犯で逮捕され、夫の大野(穂積隆信)は同様に取り調べを受け、麻薬卸しの責任者である武山(佐藤慶)の居所を自供する。武山は逮捕されたが、黙秘権を使って答えない…。