望郷と掟

国際都市神戸を舞台に、男の意地と復讐を描く

array(4) { [0]=> string(3) "420" [1]=> string(3) "421" [2]=> string(3) "422" [3]=> string(3) "423" }

解説

安藤昇が主演をつとめた「掟」シリーズの4作目。和製ギャング映画、暗黒街映画の趣きがある。撮影所でなく、プロダクション方式で制作された。セットは一部分に限られ、ほとんどがロケーション撮影である。

あらすじ

相良(安藤昇)は、税関の下級職員であったが、密輸組織に属し、麻薬密売に手を染めていた。そこで捕らえられ、2年間、神戸の刑務所に入っていたのだ。出所して、故郷の神戸にやって来た相良は、自分を売った密輸金塊王、劉(浜田寅彦)と元恋人あさみ(楠侑子)に復讐を誓うが、劉の命令で相良の後を尾行してきた配下の者に、逆に拉致されてしまうが何とか脱出する。劉の配下である山根(渥美清)を引き入れ、金塊の横取りを企てる…。

公開日
1966年01月15日
本編尺
88分
受賞歴
キャスト
安藤昇 竹脇無我 渥美清 中村晃子 殿山泰司 砂塚秀夫 楠侑子 高橋とよ
スタッフ
製作:杉崎重美
企画:野村芳太郎 安藤昇
脚本:井出雅人
撮影:川又昂
照明:三浦礼
音楽:眞鍋理一郎
美術:戸田重昌
録音:栗田周十郎
編集:浜村義康