西陣織物問屋の美しい令嬢綾子、未来に夢を燃やす青年画家健、彼に身を捧げつくす和江。三人の若い男女の本格メロドラマ
array(4) { [0]=> string(3) "432" [1]=> string(3) "435" [2]=> string(3) "433" [3]=> string(3) "434" }「君の名は」で著名な菊田一夫原作のメロドラマ。撮影日数が新人時代の生田悦子、尾崎奈々が起用され、短い日数の中、丁寧にリハーサルをして臨んだ甲斐があって、山口崇、香山美子も含めて、若い俳優の新鮮な魅力が輝いている。
画家でグラフィックデザイナーとして活躍する岡田健(山口崇)は、恋人の伊藤和江(香山美子)に見送られ、京都に向かう。恋人がいる身でありながら、車内で見かけた、着物姿の綾子(生田悦子)に心惹かれる。自分の作品のデザインを盗作した京都西陣の織物元へ抗議に行ったところ、店主仙造(加藤嘉)から謝罪を受け、改めて仕事を依頼される。そして、綾子が仙造の娘であることを知る…。