コント55号の二人(萩本欽一と坂上二郎)による刑事人情映画
array(4) { [0]=> string(3) "476" [1]=> string(3) "479" [2]=> string(3) "477" [3]=> string(3) "478" }野村監督とコント55号の息が更にあってきた作品。現代劇にも関わらず、時に時代劇も現れる。
自作の『張込み』の裏返しの様な趣向で、「刑事が犯人に同情してしまう」、というモチーフで作られたオリジナル作品。
萩本金助(萩本欽一)は高校時代、村の駐在酒井大作(フランキー堺)の娘静子(長山藍子)に恋をした。ところが、彼女は少年院の院長として転任する父親と共に九州へと旅立った。金助は、やがて刑事となり、東京の城南署に赴任する先輩の蟹形平次郎(坂上二郎)とコンビを組んで仕事をすることになる。静子は彼と結婚していたのだ。コンビの初仕事は、管内で対立する血桜組と三日月組とのいさかいから生じた三日月組の代貸松崎が尻をさされるという奇妙な事件だった…。