砂の器

THE CASTLE OF SAND

松本清張原作の同名小説の映画化。日本映画史上に名を遺す名作

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解説

原作松本清張、脚本橋本忍、監督野村芳太郎という組み合わせ。山田洋次も脚本に参加している。日本各地で長期ロケを敢行し、14年の歳月をかけて完成した。公開後は大ヒットし、作品の評価も高く、数々の賞を受賞。

あらすじ

東京の蒲田の国鉄の操車場内で殺人事件が発生する。被害者の身許が不明で捜査は難航し、迷宮入りかと思われたが、被害者が殺される直前に男と会っていたことが判明し、ふたりの会話に出てきた「カメダ」という言葉が出てきたことがわかる。それは地名なのか人の名前なのか…。事件解明に挑む刑事の今西(丹波哲郎)と吉村(森田健作)は、偶然、新幹線で、新進気鋭の楽家、和賀英良(加藤剛)と遭遇する。やがて事件は思わぬ展開を見せ始める…。

公開日
1974年10月19日
本編尺
143分
受賞歴
第29回毎日映画コンクール大賞(日本映画)
 脚本賞(橋本忍・山田洋次) 監督賞(野村芳太郎) 音楽賞(芥川也寸志・菅野光亮)
第48回キネマ旬報ベスト・テン脚本賞(橋本忍・山田洋次)
第12回ゴールデンアロー賞映画賞(スタッフ)
ゴールデングロス賞特別賞
モスクワ国際映画祭
 審査員特別賞 作曲家同盟賞
キャスト
丹波哲郎 加藤剛 森田健作 春日和秀 加藤嘉 島田陽子 緒形拳 佐分利信 渥美清 山口果林 笠智衆 
スタッフ
製作:橋本忍 佐藤正之 三嶋与四治
原作:松本清張
脚本:橋本忍 山田洋次
撮影:川又昂
照明:小林松太郎
音楽:芥川也寸志 菅野光亮
美術:森田郷平
録音:山本忠彦
編集:太田和夫