結城昌治原作の小説「ヤクザな妹」の映画化。孤独な兄妹の愛憎劇
array(4) { [0]=> string(3) "368" [1]=> string(3) "371" [2]=> string(3) "369" [3]=> string(3) "370" }主題歌は、当時流行していた「さくらと一郎」のデュエット曲「昭和枯れすすき」曲のモチーフを活かしていることから、映画のタイトルにもなった。1970年代の新宿の歌舞伎町の姿など、当時の風俗や時代の匂いも感じられる。
新宿警察署の刑事原田(高橋英樹)は、洋裁学校に通っている19歳の妹典子(秋吉久美子)と二人暮らし。12年前に故郷を捨てて上京。孤独な身の上だった。ある日原田は、先輩刑事の井島(鈴木瑞穂)から、典子がチンピラの吉浦(下條アトム)とつき合っている、と知らされる。吉浦は風俗嬢のトシ子(伊佐山ひろ子)のヒモで遊び人。原田は、典子を問いつめると、典子は既に洋裁学校を辞めてスナックで働いている、という…。