青春三羽烏
『次男坊』『愚兄賢弟』に続いて、雑誌『平凡』連載の佐々木邦の小説「青春三羽烏」を、映画化
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解説
当時、小説や歌謡界など各ジャンルで、「三羽烏」と称し、様々なトリオ物が製作された。本作では、当時の風俗や社会を反映した若者の青春を、テンポよく、ストップモーションなど、映像技法を効果的に織り込んで描いている。
あらすじ
獣医大学に通う中ノ目覚(高橋貞二)、大学を卒業して、仕事を探している牧野虎太郎(川喜多雄二)、沖倉淡三(三橋達也)は、親しい友人同士。牧野は覚の妹桂子(紙京子)に惹かれているが、自分の不安定な状況を考えると思いを伝えることができない…。三人組は、将来を見据えて、就職活動や恋に大奮闘。家族や周囲の人々を巻き込み、様々な騒ぎを巻き起こしていく。
- 公開日
- 1953年12月08日
- 本編尺
- 95分
- 受賞歴
- ブルーリボン新人監督賞
『次男坊』『愚兄賢弟』『鞍馬天狗 青面夜叉』『きんぴら先生とお嬢さん』と合わせての受賞。 - キャスト
- 高橋貞二 川喜多雄二 三橋達也 東山千栄子 紙京子 藤乃高子
- スタッフ
- 製作：小倉武志
原作：佐々木邦
脚本：光畑碩郎、野村芳太郎
撮影：井上晴二
照明：加藤政雄
音楽：木下忠司
美術：平高主計
録音：熊谷宏
編集：浜村義康
