春はキャメラに乗って

お正月に松竹大船撮影所、京都撮影所のスターを紹介する目的で公開された短編

解説

当時、松竹では、現代劇は大船撮影所、時代劇は京都撮影所で撮影されていた。子供の夢を中心に、撮影所および在籍する東西のスター76名を、紹介する目的で、製作され、監督としての手腕が、改めて認められ、その後の作品を続けて、手掛けていくきっかけになった

あらすじ

小津安二郎監督作品『お早う』(1959)などで、活躍していた子役の設楽幸嗣を案内人として、大坂志郎(キャメラマン)、小林トシ子(ナレーション)という立体的な構成で、ユーモアを交えた正月らしい作品。

公開日
1952年12月29日
本編尺
受賞歴
キャスト
紙京子 淡路恵子 設楽幸嗣 小林トシ子 大坂志郎 小薗蓉子 須賀不二夫
スタッフ
監督・原案:野村芳太郎
撮影:小杉正雄