お正月に松竹大船撮影所、京都撮影所のスターを紹介する目的で公開された短編
当時、松竹では、現代劇は大船撮影所、時代劇は京都撮影所で撮影されていた。子供の夢を中心に、撮影所および在籍する東西のスター76名を、紹介する目的で、製作され、監督としての手腕が、改めて認められ、その後の作品を続けて、手掛けていくきっかけになった
小津安二郎監督作品『お早う』(1959)などで、活躍していた子役の設楽幸嗣を案内人として、大坂志郎(キャメラマン)、小林トシ子(ナレーション)という立体的な構成で、ユーモアを交えた正月らしい作品。