日本橋で老舗織物店を営む夫婦と三人姉妹のホームドラマ
array(4) { [0]=> string(3) "344" [1]=> string(3) "345" [2]=> string(3) "346" [3]=> string(3) "347" }モーパッサンの小説「ピエールとジャン」を原案としている。次女が兄のピエール、三女が弟のジャンにあたる一家を、高峰三枝子、岡田茉莉子、倍賞千恵子などがかため、女性映画らしい華やかさのある作品となった。
日本橋の菊丸織物の当主・石塚宗一郎(小沢栄太郎)には、妻綾子(高峰三枝子)との間に、初子(小畠絹子)、悠子(香山美子)、いずみ(生田悦子)の三人姉妹がいる。初子は跡取りとして芳男(園井啓介)を婿に迎えた。さらに、両親は悠子の結婚相手を探していた。そんなある日、宗一郎の友人古沢(千秋実)が、共通の友人で九州伊万里に住む陶芸家の真山が、ガンで命が長くなさそうだと伝えに来た…。