びっくり武士道

野村芳太郎監督が手掛けるコント55号映画の中で唯一の原作物

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解説

山本周五郎の小説「ひとごろし」を原作に映画化。臆病な武士が「上意討ち」の討手として、武芸の達人に立ち向かう。コメディタッチで、「コント55号」の映画らしく、にぎやかなゲストも登場する正月映画として公開された。

あらすじ

双子六兵衛(萩本欽一)は、福井藩では、名の知れた臆病者。殿見回り中に、殿様を化け物と間違えたり、子犬に追いまわされる始末。誰からも軽く見られ、妹かね(岡崎友紀)には自分の縁談にも影響していると、常に叱られている。ある日、殿様(嵐寛寿郎)ご寵愛の小姓(ピーター)を、仁藤昂軒(坂上二郎)が斬り、逃亡する。仁藤は、藩きっての豪傑で武芸の達人だった。殿は怒り心頭、討手を出すことに。その「上意討ち」に、臆病でろくに剣術もできない六兵衛が志願する。仁藤を討ち果たすことができるのだろうか。

公開日
1972年01月21日
本編尺
87分
受賞歴
キャスト
萩本欽一 坂上二郎 光本幸子 岡崎友紀 森田健作 榊原るみ 宍戸錠 嵐寛寿郎
スタッフ
製作:杉崎重美 浅井良二
原作:山本周五郎「ひとごろし」より
脚本:加藤泰 三村晴彦 野村芳太郎
撮影:川又昂
照明:三浦礼
音楽:冨田勲
美術:重田重盛
録音:栗田周十郎
編集:浜村義康