神戸港を見下ろす高台にある高校の音楽教師を中心に描く学園ドラマ
array(4) { [0]=> string(3) "255" [1]=> string(3) "258" [2]=> string(3) "256" [3]=> string(3) "257" }読売新聞に連載された白川渥の小説を原作に製作された。豪華出演陣によるオールスター映画の要素も強い。後に、同じ原作が「風の中を行く」(69)というタイトルで、吉永小百合主演で、日本テレビ系列で、テレビドラマ化された。
楠が丘高校で音楽教師をしている千田杉子(有馬稲子)は、その若さと美貌も相まって、生徒から大人気。彼女が顧問をしていて、熱心に指導しているコーラス部は、周囲から嫉妬の的になっているほどである。新任の数学教師沼田運吉(大木実)も杉子にアプローチするが、体よくかわされる。ある日、職員会議で、コーラス部のリーダー門間元一(田浦正巳)が妻帯者である、という噂が流れ、杉子は、門間の家に家庭訪問に出かける。