源氏鶏太の小説「わが町の物語」を映画化した青春コメディ
array(4) { [0]=> string(3) "319" [1]=> string(3) "320" [2]=> string(3) "321" [3]=> string(3) "322" }会津若松の美しい風景を舞台に、境遇がすっかり変わった中学時代の同級生二人(鰐淵晴子と十朱幸代)が繰り広げる恋のさや当てを主に描いている一種のアイドル映画、そこに親世代の恋物語が絡んでくる。
友子(鰐淵晴子)は、生活が苦しい母信子(藤間紫)と、高校へ進学する弟平一(草山英雄)のために、東京の高校を卒業してから、故郷の会津若松へ帰ってくる。帰郷の途中に知り合った、末広酒造の栗村社長(佐野周二)に履歴書を見せると、即座に採用が決まる。若手社員の隆吉(山下洵二)は不思議に思う。今年は規採用をしない筈だからだ。現に、は半玉をしている豆太郎(十朱幸代)は、弟の就職を、社長の息子謙太郎(三上真一郎)に依頼したが、断られているからだ…。