大ヒットした同名テレビドラマの映画化。第1部
array(4) { [0]=> string(3) "328" [1]=> string(3) "331" [2]=> string(3) "329" [3]=> string(3) "330" }『君の名は』の菊田一夫が原作の「すれ違いメロドラマ」数寄屋橋の畔で愛を誓った男女が予想を超える運命に翻弄されていく姿を描く。この時期に「メロドラマの顔」として人気を博していた園井啓介がテレビ版に続き、主役を務め、相手役は桑野みゆきが起用されている。
父を看護するために故郷へ帰ることになった新村葉子(桑野みゆき)は、建築科の大学生・菅野光晴(園井啓介)と、数寄屋橋公園で、愛を確かめ合い再会を誓って別れた。大学を卒業した光晴は、早速葉子の故郷、平戸の生月島を訪ね、結婚を申し込むと、彼女の父親(加藤嘉)は、葉子の兄健二郎(南原宏治)に相談する様に答える。健二郎は、出世の為、会社の大株主沢野(北竜二)の息子信介(穂積隆信)と葉子の縁談を画策していたのだ…。