渥美清と倍賞千恵子が、スリの集団の一味に扮する痛快喜劇
array(4) { [0]=> string(3) "348" [1]=> string(3) "351" [2]=> string(3) "349" [3]=> string(3) "350" }九州筑豊の元炭鉱地域で実際にあった「泥棒村」を題材にした直木賞作家 結城昌治の同名小説の映画化。人情喜劇だが、犯罪を犯す人間の弱さやもろさを見据え、転落した人生を送りつつも、仲間を信じ、助け合う姿を描く。
会社が倒産して、追い詰められた渡辺勝次(渥美清)はかつての仲間を呼び集めた。実は勝次は、昔、スリの名人として名を馳せた男なのだ。スリ仲間が、続々と勝次の元に集まる。上京した一団は、デパートに狙いをつけて、大仕掛けの万引きを繰り返す。ところが、だんだんと警察に捕まり始めた為、勝次は大勝負に出ることにする。デパートの売り上げ金を奪おうという大計画であった。