白昼堂々

渥美清と倍賞千恵子が、スリの集団の一味に扮する痛快喜劇

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解説

九州筑豊の元炭鉱地域で実際にあった「泥棒村」を題材にした直木賞作家 結城昌治の同名小説の映画化。人情喜劇だが、犯罪を犯す人間の弱さやもろさを見据え、転落した人生を送りつつも、仲間を信じ、助け合う姿を描く。

あらすじ

会社が倒産して、追い詰められた渡辺勝次(渥美清)はかつての仲間を呼び集めた。実は勝次は、昔、スリの名人として名を馳せた男なのだ。スリ仲間が、続々と勝次の元に集まる。上京した一団は、デパートに狙いをつけて、大仕掛けの万引きを繰り返す。ところが、だんだんと警察に捕まり始めた為、勝次は大勝負に出ることにする。デパートの売り上げ金を奪おうという大計画であった。

公開日
1968年10月26日
本編尺
99分
受賞歴
キャスト
渥美清 倍賞千恵子 有島一郎 生田悦子 藤岡琢也 田中邦衛 新克利 コント55号(萩本欽一 坂上二郎)
スタッフ
製作:杉崎重美
脚本:野村芳太郎 吉田剛
撮影:川又昂
照明:三浦礼
音楽:林光
美術:梅田千代夫
録音:栗田周十郎
編集:浜村義康