花と喧嘩

人気絶頂の美空ひばりと橋幸夫が初共演。華やかなスター映画

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解説

山口瞳の小説「伝法水滸伝」を映画化。学生時代の初恋が成就するまでを唄あり、笑いありと楽しく盛り上げていく。美空ひばりはヒロインを含めて三役。橋幸夫は二役を演じるなど、サービス精神旺盛な作品。特別に出演した喜劇王エノケン(榎本健一)も登場。本作が遺作となった。

あらすじ

ハンサムだが、少し喧嘩っ早い吾郎(橋幸夫)は、自動車のセールスマン。大人になった今も初恋の人である娘船頭の春子(美空ひばり)が忘れられない。ひょんなことからやくざ風の男に仁義を切られ、組の跡目相続を頼まれることになってしまう。最初の仕事先は水郷潮来。吾郎にとっての思い出の土地であった。学生時代の淡い恋、そして、吾郎は潮来で春子にそっくりな芸者桃太郎(美空ひばり)と出会う。春子と桃太郎は双子の姉妹であった。吾郎と桃太郎の仲が急接近した頃に、春子が六年ぶりに帰郷。吾郎と再会する。

公開日
1969年07月05日
本編尺
93分
受賞歴
キャスト
美空ひばり 橋幸夫 長門裕之 佐藤友美 財津一郎 真家宏満 大野しげひさ 中川加奈
スタッフ
製作:杉崎重美
脚本:野村芳太郎 ジェームズ三木(山口瞳「伝法水滸伝」より)
撮影:川又昂
照明:三浦礼
音楽:中村八大
美術:重田重盛
録音:栗田周十郎
編集:浜村義康