人気絶頂の美空ひばりと橋幸夫が初共演。華やかなスター映画
array(4) { [0]=> string(3) "460" [1]=> string(3) "463" [2]=> string(3) "461" [3]=> string(3) "462" }山口瞳の小説「伝法水滸伝」を映画化。学生時代の初恋が成就するまでを唄あり、笑いありと楽しく盛り上げていく。美空ひばりはヒロインを含めて三役。橋幸夫は二役を演じるなど、サービス精神旺盛な作品。特別に出演した喜劇王エノケン(榎本健一)も登場。本作が遺作となった。
ハンサムだが、少し喧嘩っ早い吾郎(橋幸夫)は、自動車のセールスマン。大人になった今も初恋の人である娘船頭の春子(美空ひばり)が忘れられない。ひょんなことからやくざ風の男に仁義を切られ、組の跡目相続を頼まれることになってしまう。最初の仕事先は水郷潮来。吾郎にとっての思い出の土地であった。学生時代の淡い恋、そして、吾郎は潮来で春子にそっくりな芸者桃太郎(美空ひばり)と出会う。春子と桃太郎は双子の姉妹であった。吾郎と桃太郎の仲が急接近した頃に、春子が六年ぶりに帰郷。吾郎と再会する。