水前寺清子と名コンビを組んでいた作詞家星野哲郎の原案を映画化
array(4) { [0]=> string(3) "472" [1]=> string(3) "475" [2]=> string(3) "473" [3]=> string(3) "474" }水前寺清子主演の大人気TBSドラマ「ありがとう」の第一シリーズ「婦人警官編」で共演し、「黄金コンビ」と呼ばれる人気だった石坂浩二との顔合わせが話題となった。時事ネタを盛り込んだ笑いなど、当時のムードが色濃く反映されている。
清水港の松浦政子、通称清水の小政(水前寺清子)は、キップが良くて、喧嘩っ早く、港中の人気娘である。子供の頃に、母が家出し父も亡くなった政子は、父の友人大西良市(笠智衆)に育てられ、中学を卒業後、角造(由利徹)、千里(野村昭子)夫婦が経営する食堂で働いている。彼女の夢は、海員学校に行う弟誠(森田健作)を立派な船員にすることであった。そんなある日、政子とは兄妹の様に育った良市の一人息子、高雄(石坂浩二)が長い航海をおえて帰ってくる。