花も実もある為五郎

ハナ肇の『為五郎』シリーズ第4弾

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解説

時代劇映画の巨匠加藤泰が、前作に続いて、脚本に参加。ハナ肇が演じる『粗野で暴れ者だが、正義感が強く人情に厚い』為五郎が描かれている。講談「次郎長外伝」「荒神山」から着想を得たエピソードが盛り込まれている。

あらすじ

人呼んで人斬り為五郎こと坂東為五郎(ハナ肇)が、甲州鰍沢の診療所に飛び込んできた。昔なじみの女花子(緑魔子)に、押しつけられた子供の勘太(辻直之)を自分の子として育てる決意で、旅に出が、途中で勘太が倒れてしまったのだ。医者に栄養失調が原因だと叱られ、為五郎は反省し、勘太を学校に入れ、まともな人間に育てようと新たに決心する。為五郎は勘太を背負い、はるか富士山まで通じる観光道路の建設現場へと働き場所を求めていくのだが…。

公開日
1971年04月28日
本編尺
85分
受賞歴
キャスト
ハナ肇 藤田まこと 谷啓 光本幸子 林美智子 石山健二郎 范文雀 桑山正一
スタッフ
製作:杉崎重美
脚本:加藤泰 野村芳太郎
撮影:川又昂
照明:三浦礼
音楽:萩原哲晶
美術:重田重盛
録音:栗田周十郎
編集:浜村義康