昭和枯れすすき

結城昌治原作の小説「ヤクザな妹」の映画化。孤独な兄妹の愛憎劇

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解説

主題歌は、当時流行していた「さくらと一郎」のデュエット曲「昭和枯れすすき」曲のモチーフを活かしていることから、映画のタイトルにもなった。1970年代の新宿の歌舞伎町の姿など、当時の風俗や時代の匂いも感じられる。

あらすじ

新宿警察署の刑事原田(高橋英樹)は、洋裁学校に通っている19歳の妹典子(秋吉久美子)と二人暮らし。12年前に故郷を捨てて上京。孤独な身の上だった。ある日原田は、先輩刑事の井島(鈴木瑞穂)から、典子がチンピラの吉浦(下條アトム)とつき合っている、と知らされる。吉浦は風俗嬢のトシ子(伊佐山ひろ子)のヒモで遊び人。原田は、典子を問いつめると、典子は既に洋裁学校を辞めてスナックで働いている、という…。

公開日
1975年06月07日
本編尺
87分
受賞歴
キャスト
高橋英樹 秋吉久美子 池波志乃 伊佐山ひろ子 鈴木瑞穂 松橋登 下条アトム 稲葉義男
スタッフ
製作:杉崎重美
原作:結城昌治「ヤクザな妹」より
脚本:新藤兼人
撮影:川又昂
照明:小林松太郎
音楽:菅野光亮
美術:森田郷平
録音:山本忠彦
編集:太田和夫